kondoyukoのカルチュラル・ハッカーズ

踊る編集者が日々のとりとめもないことについて思索を広げる空間

「CSS組版 #Vivliostyle ユーザーと開発者の集い 2020春」に登壇・参加しました

C97で頒布したコピー本をVivliostyleで制作したら、技術書典8に向けて制作された、Vivliostyleユーザー会の同人誌への寄稿のお誘いをいただいたので、執筆しました。以下のページから見ることができます。

vivliostyle.github.io

その流れから、本日開催されたこちらのイベントの登壇のお誘いもいただきました。

vivliostyle.connpass.com

speakerdeck.com

せっかく寄稿したのに、技術書典8も中止になってしまってコミュニティメンバーの方と交流もできないのが残念に思っていたのと、登壇の予定がなくなって寂しいこと、そして基本的にお誘いいただけたのが大変うれしいこともあって、即承諾しました。しかし、こちらも最終的にZoom登壇になってしまい、コミュニティメンバーの方と直接お話することが叶わなかったのですが、Zoomで交流できたのでよかったです。

内容は、冒頭に紹介した寄稿記事から、ということだったのですが、参加者はVivliostyleにすでに関心が強い方ばかりだと思ったので「Vivliostyle初心者目線での、Vivliosytleのつまづきポイントとコミュニティへの提案」というテーマを発表することにしました。せっかくなので、一部DevRelの「3C」を引き合いに出して提案しました。

ちなみに予定もあまりなくて時間があるくせに資料の進捗はBadでした。前日の時点でアジェンダと自己紹介しかできてなかった。

スライドはこちらです。

25分間の登壇で39枚しかスライド作らないのはやや不安だったのですが(2019年9月のDevRel/Japan 2019の同尺のスライド枚数は51枚)適度なスピードで話したら25分間ぴったりでした。今まで尺が持つか不安でスライドを作りすぎていたのかもしれない。

登壇内容は、進捗がギリギリの割にはちょうどよくまとめられたかなと思います。提案内容も有用に思えてくださったみたいでよかったです。ちょっと迷ったのですが、今回も私の愛称を呼ばせるというコールアンドレスポンスをやりました。コツは「Zoomのみなさんはマイクのミュートをオフにしてくださいね」と呼びかけることです。

他のセッションも興味深く聞いたのですが、特に以下のトピックが面白かったです。

・Re;VIEW Starterを開発しているカウプランさんからのVivliostyleに期待すること
・出版向けMarkdownのVFM(Vivliostyle Flavored Markdown)
・小説同人誌ユーザーへの調査

しかし、全般的に思ったのが、VFMやVivliostyle Pubの開発メンバーやコミュニティメンバーに、どれだけ出版関係者や小説同人誌メンバーがいるのかなと思ったりしました(いやそれって私……?と思いつつも私は書籍制作は詳しくないし、小説同人も書かないからなぁ)。あとそこそこ技術に明るいほうの非エンジニアだと思っている私が、開発にコミットする難易度が高いと感じているので、たぶんこのあたりの当事者の方を巻き込むのが難易度高そうとも思ったりしました。

このあたりのOSSの開発は、データビジュアライゼーションアプリの「E2D3」のやり方がうまいかもしれません。開発者と非開発者が一緒になって、一般の人向けのアプリを作っていくプロジェクトです。

とはいえ、カウプランさんの仰るように、開発者のみなさんがしっかり議論しながら、よいプロダクトを準備されているのがすばらしいと思いました。

せっかくいいものを作っても使われないともったいないので、そのために本を作りたいユーザー目線のプロダクト開発と、ユーザー向けの情報発信が進むといいなあと思いました。それでいうと、例えば自分のユーザー会合同誌の記事はリライトしてQiitaにでもアップするといいのかしら?

私も、縦書きのエッセイ同人誌にVivliostyleを使おうという構想もあるので、できたあかつきには、制作記執筆などを通じてコミュニティにも貢献してきたいと思います。それではまた。