kondoyukoのカルチュラル・ハッカーズ

踊る編集者が日々のとりとめもないことについて思索を広げる空間

熱海銀座劇場で大好きなことを味わい尽くす 2020/8/22

私にはストリップ鑑賞という趣味があるが、初めてストリップ劇場に興味を持ったのは、他でもない熱海銀座劇場がきっかけである。

当時、サブカルB級スポット好きの学生。とあるブログで熱海のストリップ劇場のことが紹介されていた。一見さんによるそのブログは、熱海のストリップ劇場に入ったら、お年を召した踊り子さんのショーを見て、色々と驚愕したという内容だった。また、その踊り子さんはさまざまな「芸」を見せてくれるというのである。私はそれを見て、「熱海のストリップ劇場に行きたい!」と強い衝動を持った。もう10年前のことだ。

しかし、当時は女性がストリップ劇場に行くこと、お年を召した踊り子さんのショーで何が行われるのか分からない不安さ、そして近いとはいえ熱海にはそんなに行く機会がないということから、ハードルの高さをずっと感じていたのだった。

そんな私は2012年、同じく温泉街のストリップ劇場であるニュー道後ミュージックに行くことで、ストリップ劇場訪問デビューを果たした。その時の話は以下のnoteに書いた。

そしてそれから少し経ち、私は2016年より定期的にストリップ劇場を観賞をする客となった。さらに2017年と2018年に一度ずつ熱海銀座劇場にも訪問した。

そしてこのたび、私がストリップの定期的な客になったきっかけであり、大変尊敬している栗鳥巣さんが熱海銀座劇場に初乗り(初めての劇場に出演すること)すると聞き、いてもたってもいられず緊急事態宣言明け初の観劇へと繰り出すことにした。

熱海の街は何度も来ているけど、泊まるのは初めてだったかもしれない。今回は、時世と観劇の後のオフ会の立地を考慮してホテルを取った。卓球台やカラオケ、ゲームコーナーなどがある昭和な宿だ。

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その後、熱海秘宝館にもふらっと行った。3回目だろうか、だいたいの展示は見覚えがあるけれど、子供の頃に見た深夜番組みたいなノリというか、エロで人を引きつけて当時の技術や演出手法で実験的な試みをなんでもやってやろうという感じが好きだ。それとロープウェイ山頂からの景色がとてもよい。

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ホテルに帰って露天風呂にさっと入り、いよいよ熱海銀座劇場へ。と、その前に、栗鳥巣さんがおすすめしていた、劇場2Fにある肉バル「atami stand」へ行った。

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昼飲み特化型のバーで、クラフトビールがOn Tapでいただけるうえ、このたっぷり野菜のデリと柔らかくておいしい肉のおかずがもりだくさんで、私の2食分のおかずの量くらいあるおひとりさまプレートが、なんと900円! クラフトビールも値段の割に量が多い! めっちゃ満足で劇場の前にはまたぜひ行こうと思った。

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そして熱海銀座劇場、公式には19〜24時の間でオープンしているとあり、19時前に向かうと、私がこれまで熱海銀座では見たことないくらいの人で溢れていた。過去には桟敷席に数人くらいだったが、今回は全体的に人がいて、私も初めて最後部の座席に座った(劇場内はしっかり換気をしています)。お客さんの入りを待って19時半からスタート。

1回が、ダンスショー、似顔絵、自分の携帯やカメラを使っての写真コーナー、チップタイムの流れになっていて、だいたい1時間弱。回の間には休憩を挟みつつ4回のショーが行われた。

ダンスはフロアショーあり、時事ネタありと、見たかった演目も見れたので大満足。花道や盆がないぶん、桟敷席や後ろの座席に行ったり来たりしながら自由にパフォーマンスしていた。

似顔絵のコーナーは、栗鳥巣さんの職人芸であり、ショーの中でお客さんの似顔絵を描くというもの。今回は「100%のお客さんの似顔絵を描く」と意気込んでいて、私も4年ぶり2枚目の似顔絵を描いていただいた。これまでもなんども似顔絵のコーナーを見てきたが「私描いてもらったしなぁ…」と思い、なかなか機会がなかったので嬉しい。この「おまん画」は、持っているといいことがあると栗鳥巣さんは言っていて、私自身もこの4年間でさまざまないい方向での変化があった。そして見た目もいい方向に変わったと思っている。過去の似顔絵と見比べても似顔絵の私はだいぶかわいくなったと思う。似てるかな?

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今回のお客さんは、日頃からストリップを鑑賞しているお客さんが多く、東京やその他地域から遠征している方が多いようだったが、2回目以降、徐々に観光のお客さんも入っていった。「初めてストリップを見ました」という方にとって栗鳥巣さんのパフォーマンスはどう写るのか、興味がある。例えば素直にエロい男性が身の回りにいないので、雑談で猥談をしているのを新鮮に感じた(ストリップの男性のお客さんは、紳士で同志って感じがするんですよね……)。

さきほどチラッと掲載したが、この熱海銀座劇場では、お金を払うと自分の携帯で写真が撮れる。さらに聞いてみるとデジカメでも撮っていいとのことで、ミラーレスでも撮らせていただくことにした。

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また、栗鳥巣さんのご提案で、一人で劇場に乗っている風の写真も撮っていただいた。踊り子さんにお金を払い、自分1人がステージに乗っている写真を踊り子さんに撮ってもらう。こんな体験はほかにできないだろう。

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(ポーズを真似したつもりが微妙に違っていることに気づいた)

チップタイムも、別の劇場に乗られている時より多く払っている自分がいた。最近はちょっぴり節約モードであまりこういうお金の遣い方をしてなかったんだけど、たのしくていいお金の遣い方ができてるなぁという感じを覚えた。たまにやるととても愉しい。

さて、あまりに大変満喫したので、19時から終わりまでずっと劇場にいた。リラックスして過ごせるし、観劇の時間も夜にキュッとしてるから長居しやすいし、栗鳥巣さんのステージを満喫できるしで最高だった。また乗られるときがあればぜひ行きたい。

ちなみに熱海銀座劇場ではこんなレトロかわいいラバーキーホルダーを販売していた。

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さらに私が描いたストリップの同人誌も劇場のスタッフさんにお渡しすることができてちょっと感激した。ストリップ業界を盛り上げるための取り組みが少しでもできたらと思う。

観劇のあとはネコチャンオフ会ということで、終演後には熱海Muddy Catというバーに向かった。Muddy Catには、栗鳥巣さんが岐阜のまさご座という劇場で見つけた猫ちゃんを含め3匹の猫ちゃんがいる。

https://twitter.com/muddycat_atami?s=21

店長のてんてん。

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てんてん(上)と、おもしろい顔がかわいいミーちゃん。

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こちらは常に私たちの食卓のまわりにいて食べ物を狙っていたタビちゃん。

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最初オフ会ではどう過ごせばいいか緊張していたが、ネコチャンとおいしい食事を囲んでまったりのんびり過ごせて楽しかった。

自分が昔から興味のあったレトロ昭和エロスな世界観と、また違った入り方で興味を持った栗鳥巣さん。その2つが合わさって、さらにクラフトビールやネコチャンも味わえた最高の夏だった。

栗鳥巣さんは8月25日まで熱海銀座劇場に乗っているので、興味のある方はぜひ。