kondoyukoのカルチュラル・ハッカーズ

踊る編集者が日々のとりとめもないことについて思索を広げる空間

自炊を全くしてこなかった私がホットクックで自炊継続できるまで

私はかつて、外面と比べて家事が異常にできない人でした。

片付けは、たまにエイっとやるもののすぐに物で溢れてきて、何から片付けていいか分からない状況。部屋に物が多すぎて掃除なんてできない。洗濯物は週に1回(当然洗濯機がギュウギュウになって、ちゃんと洗えていないものが出てくる)。そして料理は一切せず、コロナ前は外食ばかり、コロナ禍入りしたらコンビニ弁当ばかり食べていました(幕の内弁当をチョイスすれば特に太ったりなどはしなかった)。

古くて自室が狭いシェアハウスから、同棲のために広くて新しい家へと引っ越しをして、家事周りの課題はだいたい解決してきたのですが、特に料理については目覚ましい進歩を遂げました。

「全く自炊をしない」という状況から、「平日は基本自炊をする」ように改善できたのです。しかも体感的にはコンビニ弁当を買いに行くよりも面倒が少なく、クリエイティブで楽しいとまで思えるようになりました。

ここでは、どのようにして私が自炊を継続できているかご紹介したいと思います。

きっかけは勝間和代さん

私の料理は勝間和代さんからの教えがベースになっています。

一時期、勝間和代さんの考えを知りたいと著書を読み漁ったのですが、特に料理に関してはこの本が参考になりました(今ならKindle Unlimited対象のようです)。

ホットクックに材料を入れ、総量の0.6%の塩分を入れ、スイッチを押すだけでできあがる。簡単のみならずシンプルで美味しくできるといった魅力的なメソッドとレシピを公開していました。

私は「引っ越しを機にホットクックを使いたい!」ということで、年末年始のお休みに、家電のレンタルサービスRentioでホットクックをレンタルし、興味のある料理をひたすら作ってみることにしました。

note.com

その時作った料理はなかなか美味しかったものの、買い物も面倒だし、慣れない自炊は手間もかかるしで、平日に活用できるかが不安でしたが、引っ越しでランニングコストも上がることで、節約をしたく、ホットクックで自炊チャレンジすることにしました。

最低限の手間で最高のリターンを得るために

ただでさえ手間の少ないホットクックですが、私はそのなかでもかなり楽な使い方をすることで手間を省いています。

料理は基本、一汁一菜にする

土井善晴先生の著書『一汁一菜でよいという提案』では、具だくさんの味噌汁とごはんという、日常の食事としてシンプルな食生活を提案しています。

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

  • 作者:土井 善晴
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「一汁一菜」というとおかずがもう一品必要そうに思いますが、味噌汁にたくさんおかずが入っているので必要はないということだそうです。

私も基本的に以下のものを食べています。

  • 野菜ときのことタンパク質をたくさん入れて、いい調味料で味をつけて煮たもの
  • 蒸し豆
  • 玄米ごはん

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豚汁と玄米ごはん。洗い物が増えるのが面倒なのでごはんはタッパーのまま(なんとかしたいとは思っている)

これだと、おかずを調理するための機材が基本的にホットクックだけになるので、工程面でも洗い物の面でも非常にシンプルです。おかずの調理で電気を使うので、電気容量を気にしてごはんは鍋で炊くようになってしまいましたがw

朝に仕込んで昼夜と食べる

料理をするのは基本朝15分程度。予約調理で昼にできあがるようにして、昼と夜に分けて食べます。2人で食べるので一度に4食分作る計算ですね。

昼食を盛り付ける際に、夕食用のものは鍋に入れて取っておくようにします。ホットクックは昼のうちに洗ってしまって、夕食は鍋を温めて食べるという流れです。ホットクックで保温し続けるのが少し気になったので、そうするようにしています。

食事内容を基本曜日固定にする

毎回いろんな料理をやろうとすると、レシピを参照する必要が出てくるし、買うものも多岐に渡って面倒ですよね。そこで我が家は、基本的に曜日固定で料理を作ることにしました。

  • 月曜:豚汁
  • 火曜:トマトとサバと野菜の煮込み
  • 水曜:サムゲタン風鶏スープ
  • 木曜:シチュー
  • 金曜:カレー

こう書くとバラエティに富んでいるようですが、基本的に以下の工程で調理します。

  • 野菜を700g以上入れる
  • タンパク質を300g程度入れる
  • メニューに応じて適宜水分等を入れる
  • 塩分量が総量の0.6%になるように味をつける

野菜が700g以上なのは、2人で食べたときに野菜1日350g以上摂れるようにとの考えからです。

このようにすると、だんだん作り方も覚えて何も参照せずにできるようになってきますし、創意工夫の余地も生まれてきます。シチューの牛乳を豆乳にしてみようとか、野菜を変えてみようとか。

さらに、買い物と食材の管理がとても簡単になりました。基本的に各メニューで必要な材料を洗い出して毎週同じものを変えばいいのです。ネットスーパーなら前回の購入内容をそのまま引き継げるのでとても便利。私はリモートワークで極端に歩かなくなってしまったので、なるべく歩く口実を作りたいと、ネットスーパーと八百屋を併用したり、買いに行く余裕があればネットスーパーを使わずに実際のスーパーに買い出しにいったりします。

そして生鮮食品は基本的に金曜日で使い切り、冷蔵庫はほぼ空になっているので食材の管理もしやすいです。

調味料にこだわる

雑な調理ではあるものの、調味料にいいものを使っているおかげで美味しくいただけています。

最初は勝間和代さんおすすめの「わじまの海塩」を使っていたのですが、私と同棲相手の彼は両方とも瀬戸内出身なので、どうせならと伯方の塩(愛媛)から出ているフルール・ド・セルという塩と、岡山・備前のあわせ味噌を使いはじめました。

能登 わじまの海塩 200gパック

能登 わじまの海塩 200gパック

  • メディア: 食品&飲料

特に味噌はあわせ味噌のまろやかな甘味が自分好みで、いい買い物ができたなと思っています。送料がかかってしまうのがネックなのですが……。

引っ越しを機に不要な調味料を処分してしまい、基本的には塩、味噌、カレー粉、オリーブオイルのみを使っています(この間ようやく醤油を買ったもののレギュラーでは使っていない)。

自炊ゼロからでも自炊の継続ができた

私の場合、リモートワーク、使いやすいキッチン、2人というちょうどいい人数という好条件が重なったのはあるのですが、まったく自炊をしてこなかったところから自炊を継続することができました。もし「もっと色々と作らなきゃ」と思ってハードルが高いと感じている方がいるようでしたら、手を抜く参考になれば幸いです。