沈没ハウスから進捗ハウスに引っ越します

今の会社に入社してから7年弱、沈没ハウス*1というシェアハウスに住んでいたのですが、そこから引っ越して「進捗ハウス」と名付けた家に引っ越します。昨日に鍵を受け取ったばかりで、私が引っ越すのは2週間後の予定です。

 進捗ハウス is 何?

進捗ハウスとは、先のツイートにあるように恋人のこりんさん*2と一緒に住む家の名前です。吉祥寺駅から徒歩10分圏内にある、間取りは2LDKの、3F建てのテラスハウスです*3。当たり障りのない名前として「ゆうこりんハウス」という名前もつけましたが、ツイートしてみると「進捗ハウス」のインパクトが強いようで各方面から突っ込まれるので、いい名前なんだなと思います。

2Fがキッチンとリビングで、ベッドもこちらに置いてしまって完全に共有空間、1Fは私の部屋、3Fは彼の部屋という使い方で、お互い仕事や作業の部屋に割り当てています。その結果、2Fは狭苦しいのに、1Fの私の部屋は仕事部屋なのに8畳もあるという、バランスの悪い使い方ではあるのですが、そうまでして2人が最大限パフォーマンスを発揮できる空間にこだわっています。

進捗ハウスという名前には、2人がしっかり進捗を出せるようにといった、願いや決意を込めています。

物件が決まるまで

私はもともと恋人の条件として「一緒に住んでくれる人」を希望していましたが、1度目の緊急事態宣言が発令される直前に付き合い始めたこりんさんとは、付き合って1か月後の4月末にはもう「ゆくゆくは一緒に住もう」と言っていました。ただ、時期については未定で、彼の方は今の家が立地もよくいい環境なので慎重になりたい様子、一方私は、コロナ禍でリモートワークを余儀なくされるなか古くて狭めなシェアハウスに住んでいるので早めに引っ越したい、そのような温度差がありました。私は住宅情報を調べるのが趣味になり、良さそうな物件の情報を彼にシェアしては、半ば同棲の圧を感じさせていたんだと思います。

付き合って半年ほどは、週末に会ってはいろいろ遊んだり美味しいものを食べたりしていたけど、コロナ前まではお互い、週末はITの勉強会やジム、さまざまな予定ややるべきことをやるなどして忙しく過ごしていた。ただ遊ぶことに罪悪感を覚えるようになりました。

付き合って半年が経過し、私は彼にとある提案をしました。

「これから個人の活動を強化するなら、一緒に住んだほうが遊ぶのとアウトプットを両立できてよいのではないか」「いま準備している制作物をリリースして、来年(2021年)に新しいチャレンジをしたいなら、年明けから引っ越しをするのはどうか」

これには彼も大いに納得したようで、2人の間で「年が明けたら引っ越しを本格的に検討しよう」ということを決めました。

新しい家探しも重要なのですが、私の場合は、シェアハウス退去後に自分のあとの住人を探す必要があり、それが時間がかかるのではと思ってそちらを早く着手しました(noteに募集告知文を書いたらありがたいことにすぐ決まりました)。

引っ越しのスタンスについては相変わらず温度差があり、彼は「あらゆる希望を叶えた最強の条件」を求めるに対し、私は「快適な共同生活やリモートワークができてそこそこの条件を満たしていれば、立地や築年数よりも家賃を重視したい」という価値観でした。相変わらず住宅情報サイトを見るのは私ばかりでしたが、昨年の年末、かなり使いやすそうで気になる物件を見つけ、即問い合わせしたにも関わらず、早々に申し込みが入って話を聞くことすらできずに終わった経験があり、悲しみにくれました。大学の寮やシェアハウスにばかり住んでいた私にとって、それは初めての物件問い合わせでした。

その後、年末年始は新着物件がほぼないことから、吉祥寺で希望エリアを満たしている物件は皆無に等しく、これは妥協して引っ越しをしなければならないパターンかもと、悲観していました。

あるとき、あまりに物件が見つからないので「試しに家賃の検索範囲の上限を少し上げてみよう」と思い立ちました。すると、3フロアに分かれていてちょっと使いにくそうだけど、立地がかなりよく、そして3Fの屋根裏部屋のようになっていてチャーミングな物件を見つけました。

これまで「この物件は使いやすそう」と思うものはいくらか見てきましたが、「この物件は面白い」と思えるものは初めてだったのです。

年末に、気になった物件が速攻で他の人に決まった経験から、「行動は早くしなければならない」と学びました。問い合わせをして、翌日に内見をし、細かい懸念点はあるものの、総じて最高だと、お互いにとってピンとくる物件だと認識を揃え、まだ内見を1件しかしていないにも関わらず、入居申込みをするに至りました。内見を終えたあとに行った井の頭公園の景色が、今までにないくらいきらめいているように見えました。

物件は無事に審査も通り、契約書も交わして、この度晴れて入居できることとなりました。

引っ越しまでにやっていること

私の引っ越しは2週間後。2月中旬に大きな仕事を控えているので、落ち着いたタイミングでエイッと引っ越そうという段取りです。

もともと私は片づけられない性質で、服も本もその他のものもたくさん持っていて、こんまりさんの片付けの本や、やましたひでこさんの断捨離の本などを読んで、片づけすることはあれど、一定期間経つとすぐ乱雑な部屋に戻ってしまっていました。

引っ越しをすると決めてから、自分の部屋の入居者募集もあるので徐々に片づけていましたが、物件が決まってからは「ゴミや不要なものは新居に一切持ち込みたくない」と断捨離に拍車がかかっています。本や衣類は半分以下になりました。部屋の広さは約2倍になるのに不思議なものです。

手放した本の傾向を見ると、例えば建築とか京都のような大学生のころに触れていたものの関連書を数多く溜め込んでいて、きっと、一度学んだことを手放したくないといった執着の気持ちがあったのだと思います。ただ、それらはこれからの私の人生に、少なくとも当面はどこで使っていくのかイメージができないもの。必要があれば書い直せばいいし、思い切って手放すことにしました。

他にも「これを手放すなんてとんでもない」と思っていた、例えばイベントで使った衣装など、思い出の品々がありましたが、自分の今や未来に必要なものだけ残しておきたいと、これも手放すことにしました。

あるものを手放すと、どんどん手放していく基準が変わっていく。物を手放すことで、自分が持っている物の量を把握できる状態に近づくようになってきました。

ちなみに、今の私の部屋にはたくさんの絵画があります。

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絵画については、お迎えする際に真剣に悩んで「これはこの部屋のどこに飾ろう」とイメージして手に入れたものが多いので、何一つ手放したいと思うものがありません。

私の今の部屋は、大好きを詰め込んだ空間ですが、新しい部屋は、すっきりと何もない状態から開始したいと思います。まるで絵画を選ぶように、物と自分との関係に向き合いながら、お気に入りのものだけを取り入れて、進捗できる空間を目指していきたいと思います。

 

*1:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E6%B2%A1%E5%AE%B6%E6%97%8F

*2:ここで引き合いに出した人です https://kondoyuko.hatenablog.com/entry/2020/08/13/120003

*3:正確には「タウンハウス」という区分らしい