「DevRel Meetup in Tokyo #36 〜各種報告会〜」に参加&LT登壇しました #devreljp

前回のエントリでアウトプット意欲が増しているので、先日参加&LT登壇した勉強会のブログを書いていきたいと思います。

DevRel Meetup in Tokyo」は開発者向けマーケティング「Developer Relations(DevRel)」に関する勉強会で、私も参加できるときには参加しているコミュニティです。

今回は「各種報告会」というテーマで、各人がDevRelに関するイベントに参加してきた報告をする会でした。自分が仕事でイベントを企画していることもあって参考にしたいこともあり、自分が主催した勉強会についてLTしたいなーというのもあり、気合を入れて参加してきました。

Togatterのまとめはこちら:

togetter.com

会場はヴァル研究所さん!

f:id:kondoyuko:20181114235132p:plain中央線の民としてはめっちゃテンションの上がる高円寺での勉強会開催。高円寺に本社のある企業として有名なのは、「駅すぱあと」でおなじみのヴァル研究所と、ゴルゴ13で有名なリイド社、最近だとオミカレさんが高円寺に移転しましたね。

イントロダクション

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最近マイクロソフトに転職された、司会のおだしょー(@MS_odasho)さんによるイントロダクション。ハッシュタグで投稿してねーだったり、コミュニティ入ってね、自己紹介は20秒だよ(最近面白かったイベントは?と聞く)だったり。グッズもありますよー!

suzuri.jp

DevRel Meetup in Tokyoとしての技術書典5参加報告

まずはDevRel Meetupとして技術書典5で出展した報告を。tarotaroさんは技術書典の概要や出展の様子などを、大泉さんは実際の本の中身や販売、打ち上げの様子などをお話いただきました。

技術書典 概要と制作過程、当日の様子

まずはtarotaroさんから。技術書典は、技術同人誌オンリーのコミケみたいなイベント。技術書典5は池袋サンシャインシティで行われ、470サークル、来場者は1万人を超えました。ほんと回を重ねるごとに規模も大きくなり、改善もものすごく重ねられているすごいイベントです。

今回、DevRel Meetup in Tokyoとしては、DevRelの「光」と「闇」の2冊の本が販売されました。それぞれ600円、2冊買うと1000円で、コースターもついてくるそうです。

Kindle Direct Publishing(KDP)でも販売しているとのこと。

デベロッパーコミュニティ【光編】

デベロッパーコミュニティ【光編】

 
デベロッパーコミュニティ【闇編】

デベロッパーコミュニティ【闇編】

 

 配置は結構いい場所だったそうです。私も一般来場者として行ったのですが、とくにブース番号をチェックしてなくても声かけていただいてすぐ見つけられました(買いましたw)。

バックアップ印刷所として、「日光企画」「ねこのしっぽ」さんがあり、日光企画さんにお願いしたところ自分のサークルのブースまで届けてもらったそうです。
別の印刷所にたのむと、自分のサークルではなく、荷物スペースに置かれるのでちょっと戸惑ったサークルさんもいらっしゃったとのこと。

スペースは基本的にはコミケとおなじ、長机半分の90cm×奥行き45cm。

頒布結果としてはほぼほぼ完売し、技術書典公式が提供している後払いシステムを結構利用した人がいたそうで、その場でお金を出さなくていいってのが便利だったそうです。
売り切れたときのために、技術書典当日からKDPにアップロードしてたそうですが、「紙で持って帰りたくない」という人も一定数いて、売り切れてなくてもKDPが売れたそうな。

すごいひとは4~50冊くらい一度に買っていて、会社の人のお使いを頼まれていたり、仕入れをしたりしてるんじゃないかと思うほど。打ち上げ費用の足しになるくらいは売れたみたいです。

売り方のコツとしては、470サークルあると、声をかけて呼び込みをしないと売れない。でも声かけて知り合いだったら売れる(私もそのパターンだ)。

私も次こそは個人的に出してみたいと思っていたので、参考になりました!(特に印刷所のあたり)

寄稿と売り子と餃子!

www.slideshare.net

そして大泉さんからは実際の書籍の中身の話。

大泉さんは、もともとCOBOLエンジニアだったのが、最近ロールチェンジして自社オウンドメディア「STORESサイト」の編集長に就任。以来、アドベントカレンダーや個人ブログなどさまざまなアウトプットを重ねている方。今回初めて書籍を書いたのが、このデベロッパーコミュニティに関する書籍だそうです。

【光編】では、とあるエンプラ企業に務めている人が、社内になかったエバンジェリストのロールを作り、どんなキャリアを描いていったかという、実体験を参考にした焼殺だそうです。飲みながら色々伺ったり、メッセンジャーで10~20回ほど追加インタビューして執筆したそうな。

【闇編】では、企業における開発者マーケティングで「こういうのあるあるだよね~」みたいなA4サイズ1枚で、4コマ漫画のイメージでまとめたというもの。開発者マーケティングへの取り組みにたいするリトマス試験紙みたいなもんだそうです。

初めての紙媒体執筆なのに、多様な筆致のアレンジしてて面白いなーと思いました。

大泉さん、実際に購入した方にセルフィーを求めてらっしゃって、私も乗っかったのですが、たくさんいいね数も獲得し、よきかなと思います。

さいごに:

 

DevRel Summit@シンガポールAPI the Docs@ロンドン

DevRel Meetup in Tokyo主催の中津川さんからは、DevRel SummitとAPI the Docsの2つの海外イベントについて2本立て!

DevRel Summit@シンガポール

まずはDevRel Summit@シンガポール。参加者は50名くらいで小規模ですが、シンガポール、タイ、マレーシア、韓国、インドネシア、日本、アメリカ、ヨーロッパ、インドと幅広い国から集まりました。さすがアジアのハブ!

トークは、GitHub、Slack、TwilioなどのDevRelだったり、LINEにおけるWoWの作り方をLINEのタイの方が喋ったりしたそうです。DevRel Summitでテーマにあげていたのはダイバーシティで、女性の登壇者が半数以上。Tech業界への女性の進出を促すNPO団体「Women Who Code」のコミュニティメンバーも登壇したそうです。

シンガポールの特徴として、意外にも開発者人口が少ないこと、そのためDevRelの文化はないが、世界最大のオープンソースイベントであるFOSSASIAや、JavaScriptコミュニティであるJSConfなどのOSSが盛ん。

海外のカンファレンスあるあるとしては会場が寒い! アジアのカンファレンスに行くならパーカーを持っていこう。

そんなシンガポールの辛いところはどこか? AWS、MS、IBMなどUSのプラットフォーマーの狩場になってて国内ベンダーが育ってない。みんな英語使えるし……。シンガポールのTech企業といえば、ブロックチェーン、ドローンなどC向けのサービス

シンガポールの魅力はハブであること。他の地域にいくのにめっちゃ楽。英語が通じること。治安がよくてきれい。公共交通機関が発達している。ex-link(日本のSuicaみたいなもの)が使える、Uber撤退(Grabが使える)、自転車のシェアリングが撤退、現金とカードが半々などなど。

ちかいうちに一度、FOSSASIA行ってみたいな~と思いました! 2019年の3月にもFOSSASIA Summitがあるみたいです。来年行けるかわからないけどシンガポール行くならその日に絡めて行きたい。チケットも日本の有償カンファレンスくらいでそんなに高くないし(って個人で参加するならCommunityを選べばいいのかしら?)。

2019.fossasia.org

API the Docs@ロンドン

そして、DevRelCon@ロンドンと近いタイミングで開催されたAPI the Docs。その名のとおりAPIドキュメントに関するイベントです。

API the Docsでの中津川さんの登壇スライドはこちら。

speakerdeck.com

中津川さんのセッションでウケたのは以下。マンガを使った日本らしさがよかったのかもとおっしゃってました。

APIドキュメントについて普段あまり考えたことがなかったんだけど、決済サービスStripeの3カラムのドキュメント(左に目次、真ん中に解説、右に実行環境)が完成形らしい。

stripe.com

あとPOSTMANというサービスを初めて知った。

www.getpostman.com

海外カンファレンスでの資料の作成ポイントとして、以下が語られました。

  • 漫画、アニメをフックにするのは日本人らしくてよい
  • 美少女キャラ、露出が多いキャラ、幼女は世界的に地雷になりうる
  • 権利関係に注意

API the Docs Tokyo 2019」というイベントも計画中なのだとか。本業の観点で参加? 取材? してみたいなぁ。中津川さんのセッションは「CFPをぜひだそう!」というメッセージで締めくくられました。

DevRelCon London 2018

IBMのはぎのさんからは、DevRelCon London 2018の報告です。DevRelConとは、Developer Relationsについてのカンファレンスで、今年で4年目。ロンドンで最初に開催され、その翌年にサンフランシスコで開催したとのこと。

はぎのさんは2016年のDevRelConより、毎回スピーカーとして登壇しています。今年はアンカンファレンスで登壇されたとのこと。

DevRelConは、世界各国のDevRel界隈の第一人者たちが一同に介するところが魅力で、今回のDevRelCon London 2018において、初めてアンカンファレンスを実施しました。アンカンファレンスの会場はマイクロソフトのReactor London。

 

はぎのさん、本編のCFPは残念ながら採択されず、運営のマシューに「どっか喋れる機会ない?」と聞いたところ、アンカンファレンスを紹介されたそうです。当日朝、自分のしゃべりたいセッション内容を書いたり、ディスカッションテーマをホワイトボードに書いて、参加者全員が投票し、投票数が多かったものから採択されてその場でしゃべるそうです。

以下のTweetで紹介しているのが本編の会場。

 Tweetに書いているように、右側に映っているテキストは速記の人がカタカタ書いているそうです。私が3年前取材で行った海外カンファレンスでも、耳の聞こえない人向け?などアクセシビリティの観点でこのような字幕が出ていてありがたかった覚えがあります。

会場には、ステッカーエクスチェンジのコーナーや、充電コーナーなども。そして打ち上げはカラオケ! DevRelConのメンバーはカラオケが大好きなのだとか。

そして、海外カンファレンスに関する費用対効果の話。海外カンファレンスに行くにはお金がかかります。会社のお金で行く場合、どう説得するか?

得られるものとしては以下のものなどがあります。

  • 世界中のキーパーソンとの人脈
  • セッションは動画で見られるが、リアルな登壇者との会話 ブースで得られる情報などは基調
  • ワールドワイドカンファレンスでの経験値

そして、スピーカーやブースとして露出すると以下のメリットがあります。

IBMさんでもブースを出していましたが、会場からの「どんな出展内容にしているの?」という質問には、IBM Code Patternsを絡めた展示にしたり、テクニカルな内容を話したりしているという回答が。「IBMはすでに有名なのになぜブースを出すのか」という質問には、IBMにはエンタープライズメインフレームのイメージがあるので、そのイメージを変えていきたい、というお話がありました。

費用対効果の説得としては、社内で海外カンファレンスに行った知見を10人にレクチャーすれば、カンファレンスに行くのにかかった1/10で教育できるということ。

ブース出展費も、仮に50万円だとすると参加者200人にリーチすると2500円、その人達が広めてくれるとするともっと安くなるといえる。セールスのロジックだと弱いけど、これだけのマーケティング効果があるよと言えるんじゃないか、という説明がありました。

そして重大発表!

 

 

Tech Pub vol.6 書き続ける技術(勉強会・カンファレンスレポート編)の報告

私からは、前回のエントリで書いたTech Pubの報告を5分でしました。

kondoyuko.hatenablog.com

写真ありがとうございますー! 

めずらしく発表前にスライドアップしました。ブログ書いてから資料作ろうと思うとブログの公開がギリギリになってしまい、勉強会が始まる直前30分間で作ったスライドなんですけどね。。。

www.slideshare.net

内容は今までたくさん語ってきたのでよいとして、自分のふりかえりとしては以下の通り。

  • スライド1枚目を出したままで、少し漫談(自己紹介コーナーで喋りきれなかったことを喋った)したのは写真を撮られる観点でよかった
  • 5分に収めたのもよかった
  • みんな知ってるやろーと思い、Tech Pubの説明が駆け足だったけど「あれは何のカンファレンスなんですか?」と聞かれて申し訳ない気持ちになった。早口過ぎた
  • セッション内容を喋ってるとき、前を向いていられてたか覚えてない
  • とはいえ発表はまったく緊張しなくなったなー。だいぶ場数踏みましたわ

2次会

 IT業界の勉強会で、高円寺で飲んで帰るのが嬉しくて仕方がない。

おわりに

カンファレンスの作り方の参考になるとともに、「技術書典出してみたいな」「海外行ってみたいな」と思えた回でした。そしていつかはカンファレンスにCFP出して登壇してみたいなあ。