速乾タオルと石鹸と湯めぐりマップで銭湯環境を実装する

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私の家の徒歩圏内に6〜7箇所ほど銭湯がある。
調べてみると東京都内には平成24年5月現在約750箇所ほどの銭湯があり(こちらの銭湯検索より地域は都内全域を指定して検索)、表参道にも銀座にもある。上の写真は代々木上原駅の近くにある大黒湯だ(研究室からの帰りに寄った)。750箇所を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれ思うが、実家の田舎では車じゃないとスーパー銭湯に行けなかったことを思うと、すごくいいなあと思う。

京都の銭湯がだいたい安定してよかったのを思うと、東京の銭湯はばらつきがあるが、いいところだとジェットバス、薬湯、露天風呂など450円とは思えない色々な種類の浴槽がある。関西の銭湯はサウナ込みで410円だったが、東京ではサウナは別料金だ。サウナにはあまり興味がないのでいいけど。
銭湯に行くにしても、バスタオルや着替え、おふろセットなどを用意して行くときもあれば、手ぶらで行って現地で石鹸とフェイスタオルを借りて入ったりもする(後述するニュー椿だとタオルレンタル50円、石鹸30円)。いくら現地で借りれるといっても、「もし借りれなかったらどうしよう」「高かったらどうしよう」と尻込みしてしまう時もあるし、やっぱり毎回借りていたらお金がかかってしまう。ちなみに、銭湯には石鹸(ボディソープなどの洗浄料)とタオルは必須だ。なぜなら湯船浸かる前に石鹸で身を清めてたほうがいいのと、脱衣所に上る前にタオルで拭いてから出るのがマナーだからだ。持ち運ぶのに便利な乾きやすいタオルがあればなあと思っていたら「速乾タオル」なるものの存在を知ったので、携帯性と機能性に優れた外おふろセットについて考えてみたいと思う。
これを常備していれば、仕事や学校帰りなどに銭湯に気軽に寄ることができるぞ!

速乾タオル

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東急ハンズに行って色々見てみたが、乾きやすいタオルといっても、もこもこした普通のタオルで乾きやすい高性能なもの、手ぬぐい状のタオル、マイクロ繊維で作られた薄くても吸水性のよいタオルとだいたい三種類あった。普通のタオルの触り心地のよさや手ぬぐいタオルのデザイン性の高さに惹かれるものの、乾きやすさや携帯性を考えてマイクロ繊維タオルにしてみた。店頭では高かったので、Amazonでよさそうなものを注文してみた。

スワンズ(SWANS) ドライタオル バイオレット VIO SA26T

スワンズ(SWANS) ドライタオル バイオレット VIO SA26T


タオルといっても分厚いメガネ拭きのようで、吹くというよりは押し当てて水気を取る感じ。普通のフェイスタオルより幅が広く、長さが若干短かくて、浴場で髪をまとめるのに長さが足りるかなと不安だったが、使用には問題なかった。一枚で十分水分が取れるし、使い終わった後もサッと洗って干すだけで乾くので、銭湯だけじゃなくプールやジム、旅行に行く際にも重宝すると思う。というかもともと水泳用のタオルだった。

石鹸ケース

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石鹸の携帯方法については以前から悩んでいた。最初は紙石鹸や粉石けんのように初めから携帯を目的としたものを探していたが、割高だったり種類が少ないことを考えると断念した。普段は液体石鹸を使っているのでそちらを小分けにして持ち歩くことも考えたが、こぼれたり多く出過ぎたりで無駄が多そうだ。なのでよさげな石鹸ケースを探すことにした。100均などで売っているソーブディッシュはかさばるし、小さいタッパーで代用しようとしたけども水切りが悪そうだった。そこでこちらのサイト(やじうまミニレビュー 無印良品「PPフタ付石けん置き・大 スポンジ2枚付」~好きな石鹸を持ち歩けるソープケース)で紹介している石けんケースを買ってみることにした。一緒に泡立てネットも買った。
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石鹸の大きさにあわせて中のスポンジを入れたり出したりできるし、スポンジの換えも売っていた。密閉されているわけではないが、使った後に水気をきってポーチに入れれば問題なく持ち歩けるようだ。なによりかさばらないのがよい。

湯めぐりマップ

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Twitterで銭湯についてつぶやいていたら教えてもらったこのマップ。マップといっても冊子状で区ごとに銭湯の情報が書かれてあり、巡礼スタンプノートも付属する。
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これで300円はいいなあと思った。都内の一部書店か、東京都浴場組合加盟浴場、郵送でも取り扱っているようだ。
詳しくは

また、豊島区でもエコ入浴スタンプラリーというのをやっていて、9/1〜10/31期間中に豊島区にある公衆浴場に行き6個スタンプを集めると、無料で1回銭湯に入れるみたい。

銭湯に行ってみた

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これらのグッズを持って銭湯に行ってみた。今回行ったのは近場にある「やすらぎの湯 ニュー椿」。スタンプラリーのスタンプは、番台で「スタンプ押したいんですけど〜」と言えば押してくれる。ここはいろんな種類のジェットバスがあるし、お湯の温度もちょうどいいし、薬湯も露天風呂もあって広くていいので気に入ってます。無印の石けんケースは、スポンジのおかげで石鹸がつるつる滑ったりケースから飛び出したりしないのがいい。速乾タオルは、一枚で十分体をふけるのでバスタオルに比べて携帯性が高い。ポーチひとつに収まるのがよいですね。

というわけでぜひぜひ都会のオアシスである銭湯に行ってみてください。多くの人にとって風呂はどうせ入らなくちゃいけないものだし、こうして安価にリフレッシュしたりリラックスしたりでとてもいいと思います。これから涼しくなって銭湯にいい気候ですので!